千鳥ヶ淵戦没者墓苑 拝礼式に参列

  活動報告

「千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式」が5月27日(月)、千鳥ヶ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)で秋篠宮皇嗣、同妃両殿下がご臨席のもと行われました。戦没者遺族や関係団体などから約450人が参列。当会からは会長ほか昨年度の派遣団員ら計7人が式典に臨みました。
 
今回は昨年度、硫黄島、マリアナ諸島、ロシアなどで収容されたご遺骨のうち、遺族に引き渡すことができない301柱が納骨。これによって同墓苑には37万700柱が眠ることになりました。
 
武見厚労相は「いまだに多くの戦没者が故郷に戻られることなく各地に眠っていることも決して忘れません。今年度も既にマリアナ諸島やインドネシア等での現地調査や遺骨収集を実施しています。遺骨収集の集中実施期間は令和11年度まで延長された趣旨も踏まえ、外務、防衛などの関係省庁、日本戦没者遺骨収集推進協会をはじめとした多くの皆様の一層のご協力をいただきながら一柱でも多くのご遺骨が一日も早く故郷に戻られるよう全力を尽くします」と誓いました。
 
続いて武見厚労相が納骨を行った後、両殿下がご拝礼。岸田首相の代理の林官房長官ら政治家、遺族代表、関係国駐日大使、参列者らも次々に献花して、コロナ禍により5年ぶりの通常開催となった式は静かに終わりました。
 
引き続きご覧の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 
天皇皇后両陛下の供花
 
当会参列者集合写真